【マンティス・マン】アメリカの新UMAカマキリ男は昆虫型宇宙人?

カマキリの画像 その他

昆虫界最強の捕食者カマキリ。

怖ろしいハンターですが、幸運なことにせいぜい10cm。

人間が食われることはありません。

でも、2mもあるカマキリがいたら……。

そんな空想もしたくない未確認生物が出没しています。

アメリカで目撃される『マンティス・マン』

悪夢のような「カマキリ男」は、何者なのでしょうか。

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マンティス・マンとは?

ニュージャージー州ハケッツタウン。

ニューヨークから車で一時間足らずの地域に、怪物が潜んでいるらしい。

2000年代になって噂が広まりました。

「マンティス・マン(カマキリ男)」。

それは、人間と変わらぬ大きさの、カマキリに似たクリーチャーなのだそうです。

マンティス・マンの特徴

マンティス・マンの目撃は多くありません。

しかし、特徴などは共通しており、固まっています。

  • 川の近くで目撃される。
  • バッタのような長い足。
  • 膝が前方に曲がっている。
  • 身長180~240cm。
  • 痩せた胴体と細長い腕。
  • 小さく、三角形の頭部。
  • 大きく、つり上がった黒い目。
  • 体は茶色か、半透明にも見える。

フライフィッシングをしていた男性が遭遇したケース。

市内の川の側に立っている「それ」を、漁師かと思いよく見ると、巨大なカマキリだったという話などが報告されています。

海外の動画ですが、イメージだけでも。

Mantis Man of New Jersey

証言はたしかにカマキリのイメージです。

でも、単純に人間サイズのカマキリとも思えません。

アメリカの都市伝説「スレンダーマン」
やはりアメリカで過去に目撃のある「カエル男」「トカゲ男」などの雰囲気もある気がする。

ニュージャージー州のご当地UMA「ジャージーデビル」とも遠くありません。

これらのクリーチャーは同一の可能性もあるでしょう。

そのあたりから、正体を考察できそうです。

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マンティス・マンは宇宙人か?

マンティス・マンの風貌から、宇宙人説が有力です。

正体不明の怪物を「宇宙人だ!」と決めつけるのはヒネリがなくて個人的には嫌いなのですが、大きな目や細い体はエイリアンに近いことも確か。

「グレイ」と呼ばれるヤツですね

マンティス・マンは、昔から地球に何度も来ていたと考える人もいます。

昆虫型エイリアンの痕跡

壁画に描かれた、異様な生物。

それらが「古代に地球を訪れた異星人」と唱えられるのですが、その中には昆虫型もあります。

触覚があり、大きな目を持つ、痩身・手長足長のデザインです。

マンティス・マンの印象と同じ。

そこから「マンティス・マンも宇宙から来た」となるわけ。

スレンダーマンやカエル男も、宇宙人説があります。

まあ「宇宙人説」は汎用性が高いので、どこにでも出てくるんですが。

目撃情報でもマンティス・マンが
「マントを着ていた」
「空中に溶けるように消えた」

など、宇宙人らしい(むしろ魔法使い?) 報告があるのです。

しかし、素朴な疑問で「宇宙人がなにをやってるの?」と思う。

地球まで来ちゃう高度な宇宙人が、ひと気のない場所でコソコソと泥棒ネコみたいな活動をする理由がわかりません。

宇宙人説はどうかと……。

それなら、他に考えられるのは?

極秘実験の成れの果て?

これも未確認生物UMAの正体ではありきたりですが、「軍の実験」。

米軍の新実験、化学兵器の副作用、マッドサイエンティストの「私はついに神の領域に到達しましたよ!イーヒッヒッヒッ」みたいな展開とか……。

そういった理由で偶発的に誕生した、「いるはずのない生物」という説。

カマキリ男……悪の組織に改造された憐れな被験者に思えなくもない。

でも、フィクション臭い。

だいいち、そんな秘密生物がうろついているのも変です。

野に捨てるくらいなら処分しますよね。

これもあり得ないでしょう。

すると、巨大化したカマキリなのか?

昆虫の異常な成長を考えてみましょう。

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昆虫の異常発育は起こるか?

巨大昆虫といえば、約3億年前の『石炭紀』です。

当時、生存した史上最大の節足動物は
「ウミサソリ」と大ヤスデの「アースロプレウラ」

どちらも3mくらいありました。

「2mのカマキリだって……」

と思いたいですが、可能性は0に近いでしょう。

巨大化カマキリの矛盾点

石炭紀の酸素濃度は35%ほど。

現在の大気に含まれる酸素は21%ですから、5割増し以上でした。

昆虫の巨大化と酸素濃度は関連していて、今は昆虫も小さいのです。

「放射能を浴びると大きくなる」なんて言われますが、それはゴジラの刷り込み。

奇形が生まれやすくなっても、極端な巨大化は考えられません。

サソリやヤスデは這う節足動物。

体重が重くても、移動に苦労はしません。

ウミサソリは水中にいることが多かったようです

カマキリは「立つ」という表現ができる、縦型の昆虫です。

マンティス・マンも二足歩行ですし。

2mもあったら、骨のない昆虫は体を支えられないし、重力に負けてとても動けないでしょう。

川の近くにいるというのもカマキリらしくありません。

カマキリは水を本能的に避ける。

最強昆虫カマキリも溺れたら最後ですから。

マンティス・マンが巨大化したカマキリというのも、ない話ですね。

マンティス・マンの正体はわかりません。

新たな目撃もなく、どこか一発屋のUMAです。

そういえば、アメリカには「モスマン」というUMAもいましたね。

蛾人間です。

マンティス・マンのいい餌になりそう。

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まとめ

ニュージャージー州に現れた新UMA「マンティス・マン」。

モスマン、スパイダーマンよりは強そうですが、正体は謎。

宇宙人のような、どこか現実感の薄い生物です。

目撃も少なく、続報も聞かない。

嘘っぽい話だと思います。

カマキリって「目が合う」じゃないですか。

複眼の黒い部分が、見る方向から見えるので起こる現象なのですが、ドキッとします。

森の中でマンティス・マンと出遭ったら……。

目が合っただけで、気を失いそうです。

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