【アメリカ伝承】南北戦争に現れた魔性の獣『クロコーディング』

ワニの画像 その他

1860年代のアメリカ。

南北戦争の兵士の多くが、怪物と遭遇したそうです。

テネシー州に出没するUMA『クロコーディング』

日本では無名に近い未確認生物です。

なんでも、ワニの顔をした犬のような動物だとか。

半ば、戦時の都市伝説なのですが、目撃は今でもある。

大国アメリカの闇の時代から存在する伝承といえるでしょう。

魔女との関連を信じる人もいます。

イギリスのUMAブラックドッグ
のような存在、といえばわかりやすいですかね。

クロコーディングは魔性の獣なのでしょうか?

それとも現実的な未知動物?

ゴシックホラー的な背景がたまらない、
クロコーディングの物語を紹介します。

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伝承に残るワニの顔を持つディンゴ

クロコーディングは
胴体がディンゴ、頭部がワニ
というハイブリッドUMAです。

ディンゴはオーストラリアに生息するオオカミの亜種。

なぜアメリカなのにコヨーテやジャッカルじゃないのか?

不思議でしょ。

クロコーディングと命名したのが
オーストラリアからの密航者だったともいわれますが、
とにかく胴体はディンゴってことになってる。

クロコダイルとディンゴで『クロコーディング』。

ワニ顔の大型犬と思えばいいでしょう。

その生物の目撃が多発したのは南北戦争の時代です。

クロコーディングの目撃

1861年、南北戦争が開始。

テネシー州は南軍の最前線。

戦線に向かう南軍兵士たちが、
州北部のオネイダ付近を通過するとき、怪物を目にしたのです。

ワニのような頭部の四足動物。

これがクロコーディング。

1800年代から地元の農夫や猟師に怖れられていたモンスターです。

1963年には、人間の死体に覆いかぶさるようにしていたクロコーディングを兵士が目撃。

兵士が戻ったとき死体はなく、辺りに血痕が散らばっていたといいます。

食ったか持ち去ったかは不明

終戦後も目撃は続きます。

  • 発砲したがびくともしなかった。
  • 鉄道のレールが咬み切られた。
  • 夏場によく出現する。
  • 人を狂わせる。

などの記録が。

1943年、
クロコーディングを追跡するも、下水道に逃げられた報告も。

最近では2012年、
やはり下水道に隠れ棲む怪物が二人の男性に目撃されています。

どうやらクロコーディングは
川や下水を利用して、森林や農地に現れるらしい。

ただし、これといった被害はない。

暴れ回っているというより、神出鬼没に現れる亡霊のような存在。

クロコーディングの出自にまつわるエピソードからも、その不気味な雰囲気は感じられます。

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地球外生物説と魔女伝説

クロコーディングは何者か?

この問いに答える説が2つあります。

一つはありがちですが、地球外の生物というもの。

謎の光線の落とし物

1839年、オネイダに近いハンツヴィルで起こった事件。

ハンク・レモンという男性が奇妙な光を目撃します。

緑色の不思議な光。

「オーロラだろうか?」

すると直線的な稲妻のような光が森に落ち、
たちまち消えてしまったのです。

ハンクは森の中を捜索。

そこで、素早く森を抜けるワニ顔の獣を見たというのです。

これはUFOとの遭遇と考えられる。

クロコーディングは宇宙人が連れてきた獣。

または宇宙人の遺伝子実験で生み出されたキメラではないか。

地元では根強い説です。

しかし、テネシーの伝説的な魔女と関係があると信じる人もいます。

ベル・ウィッチの物語

1817年、オネイダの西100kmほどのロバートソン郡。

ベル家の主人ジョンが奇怪な獣と遭遇しました。

「犬に似た」生き物だったそうです。

その後、ベル家では数々の超常現象が起こります。

ラップ現象に、ポルターガイスト、そして少女の霊。

霊はベル家の人々と会話することができ、
自ら「ケイト」と名乗ります。

これがアメリカで知られるベル・ウィッチ

ベル家の魔女です。

この現象にベル家は4年も苦しみました。

詳しくは書きませんが、こちらの海外の動画でムードは感じられるでしょう。

The Bell Witch

クロコーディングとベル・ウィッチ。

同時期にテネシー州で起こった騒動です。

ベル家に最初に現れた「犬に似た獣」。

それがクロコーディングではないか。

魔女が消えた後も、それは同州をうろついている。

とすれば、クロコーディングは魔女のペット

魔術で生み出された超常生命体。

こんなふうに考えることもできます。

どちらにしてもリアリティの薄い話。

それもクロコーディングの魔性といえます。

南北戦争の噂と、はっきりしない目撃。

実在ではなく、おとぎ話の住人のようです。

しかし、回答を宇宙人や魔女に求めるのもなんなので、別の正体も探ってみましょう。

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クロコーディングは実在するか?

クロコーディングが未知の生物や、なにかの誤認だと仮定します。

やはり考えられるのはコヨーテなどのイヌ科動物

またはワニ被害のフカシ話でしょう

病気で奇形となった動物かもしれません。

クロコーディングがよく下水道に逃げ込むので、ワニの誤認の可能性が高そうです。

ワニだって四足動物ですしね。

でも、犬とはだいぶスタイルが違う。

ワニを犬と見間違える人がいるのか?

どちらもアメリカでは珍しくもないのに。

ワニのような顔に見える、犬のような動物がいるのでしょうか?

絶滅種ダイアウルフの生き残り?

僕個人の意見ですが、ダイアウルフではないかと思うんです。

ダイアウルフは1万年前に滅んだオオカミの一種。

北米から南米にかけて生息していました。

ダイアウルフの大きさはタイリクオオカミと変わりません。

ただ、顔は大きかった。

横にも縦にも大きめの頭。

ワニのような扁平ではないですが、
胴体に比して大きな頭はワニを連想させるでしょう。

Prehistoric Hunters Dire Wolf

そして現存オオカミよりも大きな牙があり、咬む力も強い。

ワニ顔の犬のフォルムに一番近い気がします。

北米にはダイアウルフの生き残りと疑われる、
未知動物の目撃も少なくないのです。

インディアンの言い伝えにもあります

アメリカでワニは身近な動物。

特に南部では被害が多く、
18世紀の頃なら駆除も苦労したでしょう。

テネシー州はワニの珍しい地域ですが、
昔は分布していたのかもしれない。

頭の大きなダイアウルフを、
普段から恐れるワニ風のイヌと見ることもありそうに思うんですが。

でも、実在のクロコーディングが捕獲されたら……。

あまり、かわいくない動物って気がします。

顔がワニのディンゴ……ですよ。

魔女の眷属としていたほうが、いいかもしれない。

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まとめ

クロコーディングはアメリカンゴシックモンスター。

その正体がなんであれ、民間伝承に息づく怪物です。

陰惨な戦場を徘徊し、夜の闇に姿を隠す。

といっても、悪さをしている雰囲気もない。

ゴースト、精霊のような生き物なのは確か。

魔女伝説と結びつけられるのも当然でしょう。

日本でももっと紹介されてほしい未知生物だと思います。

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