山形県にフラッドウッズモンスター?有名宇宙人が来日の理由は?

その他

ネットを漁っていると、たまに

「なんだ、これ?」

という記事を見つけたりするものです。

先日、見つけたので???だったのが

「山形県のフラッドウッズモンスター」でした。

フラッドウッズモンスターといえば、最も世に知られている宇宙人のひとつ。

丸い顔に大きな目、スペード型のフード。

後世のクリエイターにも影響を与えたスターです。

「あのブラピが日本に?」

みたいな感じで

「あのフラモン(ゆるキャラか!)が山形に?」

と驚きました。

でも、ミスマッチ感は否めない。

フラモンは何しに日本に?

ああ、最近海外の観光客多いもんね。

そういうことじゃ多分ないのでしょう……。

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フラッドウッズモンスターがなぜ出てきた?

事件は2018年の10月とのこと。

山形県・米沢市へブラックバスの夜釣りに来た二人の男性。

そこで奇妙な「何か」を見たというのです。

山形県での遭遇事件

駐車場から釣りポイントに向かう途中。

ガサっと音がしたそうです。

場所は定かではありませんが、たぶん山奥。

シカやサルなどもいるでしょう。

クマなら危険もある。

二人は夜釣りに慣れていたようで、ライトで追い払おうと音の方へ向けたところ。

20mほど先に、黒い獣がうずくまっている。

それは大型バイク並みの大きさだったそうです。

しかし、更なる驚きに二人は立ち尽くします。

獣の横に、2本足の痩せた生物がいた。

それが振り向くと……。

2mの高さに、ソフトボール大の目が光っていたのです。

二人は慌てて退散。

後日、現場に行き、見たもののサイズ感が
間違っていないことを確認したといいます。

新聞にも載った、この目撃情報。

ニュースは世界の謎を解き明かすことに定評のある「東京スポーツ」の目にも留まりました。

この時点で、事件はもう解決したと言ってもいいでしょう!

なんだ?この東スポ信仰

ニュースを聞き、オカルト評論家の山口敏太郎氏の見解は?

「フラッドウッズモンスターではないか」

ここでフラモンが登場するわけです。

フラッドウッズモンスターって何?

フラッドウッズモンスターは、インパクトのある宇宙人です。

米ウェストバージニア州・フラッドウッズで目撃されました。

ここではさくっと紹介します。

1952年、9月12日の午後7時過ぎ。

運動場で遊んでいた少年たちが、丘に奇妙な物体が落下したのに気づいた。

母親に告げ、丘へ行ってみると……。

丸い物体があり、異臭を伴う霧が覆っていました。

物体の近くに「そいつ」が立っていた。

大きく丸い目、後頭部にフードのような部位を持つ、3mの化物です。

これが後に有名となるフラッドウッズモンスター。

世界一知られた宇宙人かもしれません。

昔はよくあった「ヘンテコ宇宙人」のひとつ。

「3mの宇宙人」という、やる気のない命名をされたものの、
その姿がグッドデザインだったため、
多くの人の記憶に残ることになったのです。

フラモン来日は見出し詐欺?

さて、山形に現れた「何か」。

フラッドウッズモンスターと目されたわけですが……。

「言うほどフラモンか?」

というのが正直なところ。

高い位置にある、大きく丸い目。

共通点はこれくらいです。

これだけで特定は無理がある。

フラモンに便乗した話に思えます。

つまり――。

山形であった不思議な話。

それに、人気のあるフラモンをくっつけただけ。

山口氏の「フラモンっぽいよね~」の印象が、
「山形に“あの”フラッドウッズモンスターが!?」になった。

キャッチーな見出しにしただけでしょう。

マスコミもブロガーもよくやる手です。

後ろに「?」つけときゃ、いくらでも言い訳できる!

最低だな……

そうすると、山形の目撃情報。

フラモンではない気がします。

それではなんなのでしょうか?

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山形に現れたのは何なのか?

この件の「何か」。

正体を特定したいけれど……。

漠然すぎて、どうにもお手上げです。

長身瘦躯のモンスターたち

証言を聞く限り、フラモンっぽい部分はある。

でも、「モスマンかも」でも通じます。

アメリカの未確認生物で、身長も2mほど。

赤く大きな目で、空を飛ぶ怪物。

奇しくもフラッドウッズの近くに生息?しているそうです。

スリムな体型なら、
スレンダーマンマッドガッサーの雰囲気もある。

これらもアメリカの怪人物です。

スレンダーマンは文字通り、細身の怪人。

ただ、顔はないとされています。

マッドガッサーは1930~40年代に、深夜人家に忍び込み、未知の毒ガスをまき散らしたという男。

背が高く、奇妙な格好の男だったらしい。

今も謎の事件です。

そうでなければ、日本の妖怪?

いわゆる山怖話には、似たような妖怪はたくさん出てくる。

海外からフラモンを持ってくるよりは、山怪のほうが自然です。

やはり、フラモン人気にあやかったと見ます。

宇宙人ではなかったのか?

何かの動物の誤認というのが、一番しっくりくるでしょう。

証言では、バイク並みの生物と、スリムな長身の生物の、二体がいたとか。

日本でこれだけ大きな野生動物となると。

クマ、シカ、カモシカ、イノシシ辺りでしょうか。

夜目にはバイクほどにも見えそうです。

しかし、スリムなほうは見当がつきません。

大きな目だと、フクロウかもしれません。

樹上のフクロウの目と、幹などが、高身長の生物に見えた。

これはフラモンの正体の一説でもあります。

真相はそんなところかもしれません。

個人的な意見ですが、僕はこういったニュースに、高知名度のフラモンをくっつけて、気を惹く見出しにしてしまう、昭和風のノリが嫌いではありません。

オールドメディアの害のないオフザケというか。

いい意味での「東スポ仕様」というか。

「笑って許して」な感じ。

いろいろと細かい現代だから、逆にホッとしてしまうのです。

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まとめ

山形にフラッドウッズモンスター!

面白ニュースですが、ちょっと怪しい。

釣り人は何かを見たのでしょう。

それが妖怪や宇宙人だったのか。

既存生物の誤認だったのか。

もう、確かめようがありません。

「見間違い」と一笑に付さず、エンターテインメントに昇華させる辺り、我が道を行く東スポらしさ。

これが意外と憎めないんですよね。

こんなスタンスのほうが、メディアとしては怒りが向けられないかもしれませんよ。

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