モンゴリアンデスワームは実在確定!?猛毒電撃の凶暴UMA

ゴビ砂漠の画像 その他

モンゴリアンデスワーム――

名前からして、いかにもタチの悪そうな生物ですよね。

このモンゴリアンデスワーム、猛毒を吐き、炎を吐き、電撃ショックを食らわせると攻撃が多彩。

子供が思いついた攻撃法を全部できるように考えた怪獣みたいな生物なんです。

RPGの敵だったら、できればエンカウントしたくないヤツ。

だいたい「モンゴルの死のミミズ」なんて生物に、誰が遭遇したいというのでしょうか。

まあ、ちょっとあり得ない未確認生物(UMA)なわけですが、意外なことに実在の可能性が高いといわれています。

モンゴリアンデスワームの真実と、その正体について迫ってみましょう。

スポンサーリンク

猛毒!電撃!ゴビ砂漠に潜む怪物

モンゴルと中国にまたがるゴビ砂漠。

世界で4番目に広い砂漠で、総面積は130万kmといいますから、ざっと日本の3倍以上にもなる。

その広大な砂漠にモンゴリアンデスワームは潜んでいます。

太さは人間の腕くらい。

長さは50cm~1.5m。

3mを超えるという話もある。

モンゴルではオルゴイホルホイ(腸虫)と呼ばれ、大きなミミズかイモムシのような姿で、色は毒々しい赤らしい。

普段は砂中を移動し、獲物を見つけると猛毒や電気ショックで相手の命を奪ってしまう。

性格はとにかく凶暴、凶悪。

その犠牲は馬やラクダ、人間にも及び、殺傷能力は極めて高そうです。

地底を這って人間を襲うといえば、僕は『トレマーズ』という映画を思い出しますが、印象は映画の怪物と近いものがありますね。

B級パニック映画の傑作です!

モンゴリアンデスワームは6月7月の雨季に、よく地上に出てくるのだそうです。

こうして特徴を挙げているだけでも「話作り過ぎだろ」と思っちゃうんですが、目撃などの記録も残っています。

次に見ていきましょう。

スポンサーリンク

信じがたい武勇伝‼でも実在の可能性大

なんともスゴいモンゴリアンデスワーム。

その目撃談、遭遇談まで凄まじいんです。

  • 1匹のモンゴリアンデスワームがラクダの群れを皆殺しするのを、レンジャーが目撃
  • 砂漠で鉄の棒を突いて調査中の地質学者が突然死。同僚が砂の中にいるモンゴリアンデスワームを確認
  • 馬に乗った男がモンゴリアンデスワームを棒で突く。棒の先が緑に変色し、男と馬は後に死亡
  • 誤ってモンゴリアンデスワームに触れた男性が激痛に苦しむ
  • 退役軍人がバイクで走行中に、電光を放出する60cmのソーセージのような生物を目撃

……などなど、手のつけられない凶悪ぶりです。

凄すぎて逆に嘘くさいですよね

でも、科学の目はちゃんと向いています。

19世紀はじめ、ロシアではモンゴリアンデスワームの存在を認め、本格的に調査をしています。

その結果、毒で過去に数百人もが犠牲になっていると伝えています。

1990年代にはチェコの生物学者イワン・マッカールが多くの目撃談を蒐集。

さらに2005年、イギリスの動物学ジャーナリストのリチャード・フリーマンが「実在の可能性が高い」とお墨付きを与えます。

もっとも、フリーマンの調査では決定的な証拠も出ず、やや懐疑的に変わったらしいですが。

それでも「ゴビ砂漠に得体の知れないミミズがいる」と考える専門家は少なくなく、モンゴリアンデスワームの実在は期待してもいいかもしれません。

【都市伝説】 生存確定!? 死の殺人ミミズ モンゴリアンデスワーム

それにしても、モンゴリアンデスワームは生物の枠を外れているようなところがあります。

その正体についても意見は分かれるのです。

スポンサーリンク

その正体は爬虫類か?陸生の電気ウナギ?

前述のフリーマンは、モンゴリアンデスワームの噂には誇張があるとしています。

まあ、近くに病院がありそうもないゴビ砂漠で、ある生物によって体調が悪化したとしたら、または異常な事態に遭遇したら、その恐怖たるや倍増するのは間違いありません。

その正体は形状と、伝えられる生態から、なんとか判断できるでしょう。

一番の候補はヘビです。

毒を持ち、ミミズのような体とすれば、まっさきに思いつきます。

ゴビ砂漠に生息する、ドクハキコブラのような猛毒のヘビがモンゴリアンデスワームの正体かもしれません。

ドクハキコブラは敵の目に向かって毒を噴射し、身を守ります。

射程距離は約3m。

人間でも失明することがあります

モンゴリアンデスワームはそうしたヘビの一種で、皮膚についただけでも激しく痛み、時には命も奪うほどの超猛毒の持ち主と考えられます。

ヘビでなくても、トカゲや毒のある両生類という可能性もあるでしょう。

もうひとつの候補は電気ウナギ。

これは電撃からの推測ですが、ウナギならミミズに見えても納得です。

難は「砂漠にウナギがいるか」ということですが、肺魚のように陸でもある程度活動できる魚類なら不可能ではありません

その場合、近くに水もあるはずですが……。

近くのタクラマカン砂漠にはさまよえる湖「ロプノール」がありました。

ゴビ砂漠の地下にもそんな水源があり、特殊に進化したウナギが一緒に移動しているとか考えるだけでワクワクしちゃいますね。

もちろんトレマーズ的な新種の怪獣だってあり得ます。

なにしろゴビ砂漠は広く、モンゴルと中国にまたがって政治的に面倒臭いこともあり、モンゴリアンデスワームの調査は進んでいない。

その膨大な砂の下に何が隠れているのかわかったもんじゃありませんからね。

スポンサーリンク

まとめ

モンゴリアンデスワームの噂話はとても多い。

でも、写真や動画というのがひとつもなく、謎めいた存在です。

実在するとしても、名前通りの大ミミズということはないでしょう。

きっと砂漠という特殊な環境に適応し、独特の進化を遂げた、ヘビやトカゲではないかと思います。

そのうち大規模な調査が行われ、伝説的なモンゴリアンデスワームが白日の下にさらされる日がくるのかもしれませんね。

そのときはもう少し、可愛げのある名前にしてあげてほしいです。

モンゴリアンデスワームなんて正式名……さすがにちょっとないわぁー。

コメント

  1. 篠田昌芳 より:

    陸生の大型オニイソメも考えれる

    • 紅蛙 より:

      ご意見ありがとうございます。
      オニイソメ!たしかにイメージは似ていますね。
      釣り餌の小さいイソメでもちょっと怖いのに
      陸で大オニイソメに遭ったら電撃的なショックも受けそうです(^^;